ドラム式洗濯機の引っ越し準備って、何をすればいいのか分かりにくいですね。
一つずつ順を追って見ていってください!
- やることは水抜きから(4か所)
- 給水ホースの水抜き&外し方
- ドラム式内部の水抜き方法
- 糸くずフィルターの水抜き方法
- 排水ホースの水抜き方法
- 固定ネジを取り付ける
- 補足:引越し先設置場所のサイズ確認や排水ホースの取り付け確認
やることは水抜きから(4か所)
水抜き個所は下記画像の通り4つです。
(必ず1番から順に作業を行ってください。)
※水抜き中に内部の水がドッとあふれ出ることがあるため、洗面器と雑巾は事前に用意しておいてください。
@給水ホースの水抜き方法
蛇口を閉めて、電源を入れ、槽洗浄コースに合わせて10秒〜20秒程度回してから電源を切ります。
(これは給水ホース内の水を抜くために行います。)
電源を切ったら、給水ホースを取り外してください。
給水ホースの外し方
- ロックレバーは固いので力いっぱい押して引っこ抜いてください。
- 次に、本体に接続されているナットを反時計回りに回して外します。
給水ホースが外れたら1つ目は完了です。
Aドラム式内部の水を抜く方法
再度電源を入れ、脱水コースで時間は1分に設定し、運転を行ってください。
運転が止まったら内部の水が排出されていますので、これで2つ目が完了です。
B糸くずフィルターの水抜き方法
糸くずフィルターを開ける前には、水が出てくるので画像のように洗面器を用意してください。
- カバーを外し、中のつまみを反時計回りに回すことで水抜きができます。
- 水抜きが完了したら、つまみとカバーを元に戻して3つ目が完了です。
C排水ホースの水抜き方法
排水ホースを外して、洗面器で受ければ水抜きは完了です。
ただし、取り外しが難関のタイプもあるので注意して下さい。
排水ホースの外し方(エルボ型)
もし、排水ホースがエルボでつないであれば、クリップをつまめば簡単に排水ホースが外せます。
(ネジ式の場合は、時計の反対周りに緩めていけば外せます。)
直結タイプは簡単に外せない
しかし、直結タイプは床下で接続されているため抜けません。
この場合は業者に頼んで抜いてもらうか、排水ホースを切るしかありません。
(※無理に引っ張ると、下の排水管ごと折れる危険性があるため絶対にしないでください。)
外せないのは、水漏れ防止のために排水ホースとエルボに接着剤が塗ってあるためです。(もしくはパテで埋めてある)
もし対処できない場合は、必ず見積もり時に引越し業者に相談をして対応出来る業者に依頼するようにして下さい。
排水トラップの外し方
排水トラップが一体型の場合は、ドライバーを入れて時計の反対周りに回せば外せます。
ロックナット式も同様に時計の反対周りに回して外し、土台のツバ部分はネジを緩めれば外れます。
もしも、賃貸の場合で最初から排水トラップやエルボが付いていた場合は、排水ホースだけを外して他の部分はそのままにしておきましょう。
電源とアース線を抜く
水抜きが終わったら、コンセントから電源を抜き、アース線を取り外して下さい。
輸送用の固定ネジを背面に取り付ける
- 包装用カバーをドライバーで外し
- 専用スパナで固定ネジを装着します。
(メーカーにより、2か所・4か所と異なります。) - 最後に、本体の背面と側面にコードとホースをテープで張り付けて準備完了です。
固定ネジは購入時に付いてきますが、紛失している場合は、早めに購入した販売店(部品取り寄せ)にお問合せ下さい。
※ネジを装着しないと引っ越し業者は運びません。(ドラム式洗濯機は衝撃や振動によって故障が起こりやすいため)
もしも、装着せず運んで故障した場合は保証対象外になるため注意です!
サイズと設置場所の確認は事前に行う!
ドラム式は、全自動洗濯機よりもサイズが一回り大きいため、古いタイプのマンションに越す場合、置き場所に入らないことがあります。
まず設置場所で確認すべきなのは、
- 蛇口の高さ
- ドアの開閉
- 設置場所(防水パン)のサイズ
- 排水口の位置
@蛇口の形状が異なると、別途給水栓部品の購入が必要です。
C排水口が洗濯機の下にくる場合も同様に、排水用キットの購入が必要になります。
※設置場所に必要なサイズは、全て取扱説明書に記載されていますので、運搬前に必ずご確認ください。
ドラム式洗濯機の取りつけは特に排水ホースが難しいので、無料で対応できる業者に依頼するようにしてください!